2021★和知20周年イヤー

京都高倉四条、燻製と地ビール和知20周年イヤーカウントダウンブログです。

はるのあきキャンプ

今年もこのシーズンがやってきましたね

春なのに、あきキャンプ。

1965年からと言うことで、50年以上阪神タイガースのキャンプが行われて来た安芸市営球場でのキャンプ、あきキャンプ。

現在1軍の春キャンプは宜野湾に移ったので、2軍キャンプのみになっています。

ちなみに安芸といっても広島(安芸の国)ではなく、高知県安芸市です。

 

さて、この時期になるとテレビに不思議なオッサンが現れます。

キャンプに現れ、阪神の選手にものすごい上から目線で説教講釈。

ちょっとニュース検索すると、ドラ2小野選手はカレーの食べ方がなっとらんと叱られ、ルーキー勢には「お前ら酒一升飲めるんか」と昭和な訓示を垂れて「ベンチがあほ」の江本さんに「バカじゃないですか」と失笑される。

そう、難波の春団治こと走攻守三拍子欠いたオッサン(現役時代からオッサンの風格があった)川藤幸三さんです。

「勝って川藤のおしめえよ」で知られていますが、実は阪神が21年ぶりにリーグを制し日本一になった1985年の翌年1986年まで現役を続行し、なんとこの年のオールスターゲームにも監督推薦で出場しています。

この人の持ちネタは「ワシはイチローより1本多くヒットを打った」ですが、もちろんイチロー(210本)は年間安打記録、川藤さん(211本)は生涯安打記録です。

通算18年の在籍で生涯打率.236、本塁打16本。
選手人生終盤は代打の切り札として人気を博し、記録としては全く見るべきところはありませんが「記録より記憶に残る選手」という古ぼけたストックフレーズがこれほどはまる選手もなかなかいないと思います。