2021★和知20周年イヤー

京都高倉四条、燻製と地ビール和知20周年イヤーカウントダウンブログです。

第一回東北支援の日 震災から2年6ヶ月。

9月1日から3日にかけて、家族で岩手旅行に行きました。
先日、いわて蔵ビールさんがミュージックセキュリティーズさんを通じて募集された「世嬉の一酒造 蔵とビールファンド」に出資させていただいたのです。
http://www.musicsecurities.com/communityfund/details.php?st=i&fid=317
 いわて蔵ビールの母体「世嬉の一酒造」は江戸時代から続く由緒正しい酒蔵です。
いわて蔵ビールの入る建物は、かつて酒造りをしていた大正から昭和初期に建てられた蔵だそうです。1999(平成11)年に国の登録有形文化財にも指定された歴史的な建造物ですが、東日本大震災で大きなダメージを受けました。
ようやく第一期補修工事が終わり、それを記念して行われたパーティにお招きいただき、一関ビアフェスに一週遅れての東北旅行となりました。

 岩手県に行くので、当然花巻空港と思ってツアーを取ったのですが、世嬉の一酒造社長の佐藤航さん曰く、「花巻なんか使ったこと無いですよ。」
東北の県というのはとてつもなく広い。
岩手県の広さは、四国四県に匹敵すると言われています。
(実際には岩手県は本州で一番大きな県で15,279平方km、四国四県(島)は18,300平方kmで四国の方が大きい)
そして一関市は1,256平方kmと香川県(1,876平方km)の2/3の広さなのです。
県南部の一関から花巻までと、仙台までは高速を使えばどちらも1時間程度。だから便数も多く便利な仙台空港を使う、とのことでした。
来年一関ビアフェスに行こうと思っている皆様、よく覚えておいて下さいね!


 パーティの様子やいわて蔵さんの復興についてはまた改めて書かせていただきます。
翌日、津波災害の被災地を見ておきたいと気仙沼から陸前高田まで海岸沿いをずーっと走りました。
 関西にいると、テレビで様子が流れなくなると復興も進んでいるのかな、とたまに思うくらいになってしまうと思います。
まだまだ、津波被災地はようやくスタートラインに立てたか、どうかという状態でした。


 復興に必要なのは経済です。
もちろん、行政による迅速な決定など、他にも必要なものはありますが、まずお金と仕事が無ければ、復興は進みません。
震災直後は和知もいろいろと支援の活動をさせていただいていましたが、今月より毎月11日は東北支援の日とさせていただきます。
東北の地ビール、お酒、食材。
東北の物産を食べて、飲んで、支え続けていきましょう。
東北のことを忘れず、思い出していただくための企画でもあります。
皆さん、東北のものを買って下さい。そして、東北に遊びに行って下さい。

 本日はいわて蔵ビール ヴァイツェン、紫波の銘醸蔵「吾妻嶺」のひやおろし、そして三陸のほやを提供させていただきます。
是非ご来店下さいませ。